━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ エコモチ支援先NPO/NGOニュース ◆
認定NPO法人 難民を助ける会
タジキスタンでの地雷被害者への支援
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地雷や不発弾除去支援、地雷や不発弾による被害を減らすための教育、被害者
への支援をアンゴラ、アフガニスタン、スーダンなどで行なっている難民を助
ける会。エコモチでは地雷対策への支援を行っていますが、今回はタジキスタ
ンで行われている地雷の被害者に対する支援についてお伝えします。
━タジキスタンについて━
旧ソ連邦であるタジキスタン共和国は、1991年に独立、その後6年間に
わたる内戦を経て、1997年に最終和平合意に達しました。現在復興を
遂げつつありますが、社会的弱者まで支援の手が届いているとは言えません。
多くの障害者は学校に通うことも働くことも難しく、家にこもりきりの生活を
しています。
━地雷事故・・・結婚式当日の悲劇━
今年3月、地雷被害者などの障害者20名を対象に、洋裁のコースを開講しまし
た。受講生の一人、ラフマトヴァさんは18歳の時、地雷事故のため右足を失
いました。結婚式当日の出来事でした。夫の家族からは、支援を受けるどころ
か、1年後に離婚を強制させられました。「障害者には家事ができない」こと
が理由です。彼女の唯一の財産であった家畜を治療費などのために売ってしま
い、1人息子の学費を払うことも厳しい状態です。
洋裁コースで学び始めた彼女は、「技術を身につけ、自分で稼ぎたい。そして、
息子の教育環境を整えてあげたい」と力強く語ってくれました。

コースで積極的に学ぶラフマトヴァさん(中央)と、講師として活躍する、自身も足に障害があるニギーナさん(左から2番目。左端は駐在員の宇田真子)
タジキスタンでの支援の詳細はこちら
http://www.aarjapan.gr.jp/activity/tadjik/
○●エコモチ事務局より一言○●○—————————————————-
今回はタジキスタンでの支援についてお送りしました。ラフマトヴァさんは
大きな悲劇に襲われましたが、それでも自立するために勉強して前に進もうと
する強さには心打たれました。 (猪鹿倉)
——————————————————————————–
2010年5月13日付の毎日新聞朝刊愛知ブロック面に「エコモチ交流会 in 名古屋」の記事が掲載されました。
→PDFファイルで記事を閲覧する
2009年度のエコモチの取り組みについて年次報告書にまとめましたので皆様へご報告いたします。
以下のリンクよりダウンロードできます。
エコモチアニュアルレポート2010 (PDF:886KB)
本レポートへのお問い合わせはエコモチ事務局まで
→お問い合わせフォーム
エコモチが本格スタートした2008年4月以前からテストランニングのモニターとしても参加されたNECパーソナルプロダクツ様。現在も継続的にエコモチを活用し、社内のエコ意識向上に努められています。NECパーソナルプロダクツ様のエコモチ参加者数は右肩上がりとなっており、その秘訣をお聞きしました。
この投稿の続きを読む »
2008年9月からエコモチに参加されたダイセキ環境ソリューション様。「全員参加」を掲げエコモチを活用しながら社内のエコ意識向上に努められています。現在では、ほぼ全社員がエコモチユーザ登録完了、参加率は約50%、さらなる取り組みも展開されつつあります。そこに至るまでのさまざまな苦労と工夫をお聞きしました。
この投稿の続きを読む »
エコモチの支援先活動でもあるジョイセフ様の「ホワイトリボン運動」が、いま「MODE for Charity」というキャンペーンイベントを開催中ですのでお知らせいたします。
いま開発途上国のいたるところでさまざまな要因によって母親となる女性たちが命を落とし、新たな道、夢、そして未来が奪われています。その数は1分に1人…。
「MODE for Charity ~babies and mothers~」は洗練されたファッションや楽しいイベントを通してこれらの問題を1人でも多くの人に知ってもらい、世界中のお母さんと赤ちゃんと救う「ホワイトリボン運動」を推進するために立ち上げられたプロジェクトです。
第1回となる2010年は国際協力NGOジョイセフを通じ、アフリカのザンビア共和国コッパーベルト州マサイティ郡の女性たちが安全に出産できるよう支援します。
http://www.modeforcharity.jp/
この投稿の続きを読む »
2010年3月31日付の環境新聞にエコモチが掲載されました。
→PDFファイルで記事を閲覧する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ エコモチ支援先NPO/NGOニュース ◆
社団法人 日本ユネスコ協会連盟
「ナビさんが語る寺子屋への思い」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
世界中のすべての人が読み書きや計算を学べるようになるための「世界寺子屋
運動」を行っている日本ユネスコ協会連盟。
今回は、11月に行われた日本ユネスコ運動全国大会の際に来日した、
モハマド・ナビさんの寺子屋への思いをお伝えします。モハマド・ナビさんは
アフガニスタンで識字教育を受け、現在は寺子屋運営委員を務めていらっしゃ
います。
━ソ連政権への反発から子どもたちが学校へ行くことを禁止━
『私はアフガニスタン・イスタリフ郡で生まれました。父は農夫でよく働き、
子どものころは毎日、畑まで弁当を運んだり牧場の番もしました。ソ連が
アフガニスタンに侵攻した後、イスラム過激派のムジャヒディンたちは
ソ連政権に反発し、子どもたちが学校へ行くことを禁じました。』
━CLC(寺子屋)が建設され、ダリ語や算数を学ぶ━
『やがてCLC(寺子屋)の建設工事が始まりました。CLCが識字教育のために使
われると来たときは喜んだものです。完成を待ち望み、工事の手伝いもしました。
そして2003年、村にCLCが完成したのです。
私は人生で初めて識字クラスに出席し、ダリ語や算数を学びました。自分の名
前が書けるようになったので、もう出欠簿への署名を人に頼まずにすみます。
簡単な新聞記事なら読めるようになりました。いくつになろうと、学ぶのに
遅いということはありません。いまは大きな幸せと誇りを感じています。堂々
と「私は字が読める」といえるのですから。父が亡くなった後500本のブドウの
木を譲り受け、私はいま農業省で園芸家として働き、イスタリフ村で花や木を
育てています。農業省では、たくさんの植物の種や肥料をまとめて渡されます。
農夫たちに分配するための計算が、私にできるようになったからです。子ども
にも学校に行かせる決心をしました。いま長男は高校を卒業し、仕事をする傍
ら大学で勉強、他の子どもたちも全員学校で勉強しています。』
━夢は、村に非識字者がいなくなること━
『私には夢があります。私の子どもたち全員が教育を修了し、社会に貢献で
きる仕事に就くことです。そしていつかイスタリフ村に非識字者がいなくなる
日が来るのを望んでいます。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ エコモチブックレビュー ◆
『女子エコ日記 366days おしゃれとエコって両立するの?』
(ヴァネッサ・ファーカーソン 著 講談社発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カナダの大手新聞社の記者をつとめる、買い物大好き、ネコと暮らす独身女性ヴァネッサが、一日一エコに挑戦し、日々の悪戦苦闘をつづったブログが書籍化されました。
邦訳は枝廣淳子さんらが手がけ、先月発売されたばかりの本です。
著者は「エコ素人」の視点から、
“地元産の農薬まみれのリンゴと他国から輸入した有機栽培のリンゴ、 どっちを選んだらいいの!?”
なんていうことに日々悩みます。
1年の後半になるとネタ尽き&エコ生活疲れ?で、ノイローゼ気味に…。
“これってエコだよね!?”という彼女のユニークな目線でのエコ生活を、面白おかしくつづった等身大の文章に引き込まれます。
そんなエコ生活を送りながら「運命の人」をゲットするまでの様子もあり、まるで「ブリジットジョーンズの日記」エコ版のよう?
彼女の“そろそろ何か行動するときなんじゃないの?”という、自分自身への問いかけに感化され、あなたも一日一エコへの挑戦を始めるきっかけになるかもしれない…、そんな一冊です。
Amazonでこの本を購入する
南米チリ中部で2月27日、午前3時34分(日本時間同日午後3時34分)ごろ、
マグニチュード(M)8.8の大地震が発生しました。
チリ政府はいったん802人と発表した死者数について、4日になって
「行方不明者の数が混じっている可能性がある」と述べた上で、同時点で
279遺体が確認されているものの、全体の死者数は「不明」と訂正して
います。
発生から1週間経つ現在でも強い余震が起こり、混乱が続いています。
エコモチ事務局としても被災地の助けになるべく、活動の一環として、エコモ
チ参加者のみなさまにも緊急支援の協力を呼びかけることにしました。
エコモチで支援しているNPO・NGO団体が、各地で被災地の救援活動を行ってお
りますので各地で行われている活動状況を紹介するとともに、みなさまからの
ご支援をお願い申し上げます。
以下、各団体の現地での活動および支援方法をご紹介いたします。
各団体から発信されている情報をもとに編集、発信させていただきます。
詳細については各団体にお問い合わせくださいませ。
この投稿の続きを読む »