しんしんと、ディープ・エコロジー
2010.10.24
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◆ エコモチブックレビュー ◆
『しんしんと、ディープ・エコロジー~アンニャと森の物語』
(アンニャ・ライト+辻信一著)
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「ディープ・エコロジー」という言葉を聞いたことはありますか?
「ディープ・エコロジー」の基本的な考え方は「我々は地球の一部である。
我々は地球と切り離すことができない。我々は地球と一体である。」というも
のです。
おおげさに聞こえるかもしれませんが、自分と自然とのつながりを感じる、
ただそれだけのことです。
本書はシンガーソングライターであり、2児の母であり、環境運動家でもある
アンニャ・ライトと環境運動家の辻信一の対談を通してディープ・エコロジー
について書かれています。
マレーシアのサラワクにある熱帯雨林を守る運動をきっかけに、日本やエクア
ドル、ヨーロッパなどで環境運動を行ってきたアンニャの姿が描かれています。
この本を通じて、自分と自然とのつながりについて改めて感じ、考えてみませ
んか。