企業のためのやさしくわかる「生物多様性」
2009.12.15
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◆ エコモチブックレビュー ◆
『企業のためのやさしくわかる「生物多様性」』
(枝廣淳子・小田理一郎著 株式会社技術評論社発行)
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生き物の様々なつながりを表す生物多様性。
2010 年10月には「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)が名古屋市で
開催されることもあり、今、大変注目を集めています。
今回は、この生物多様性についてわかりやすく解説されている一冊をご紹介
致します。
生物多様性とはなにか。
なぜ関心が高まっているのか。
生物多様性の現状と今後は。といった総論から、生物多様性が私たちに
もたらす影響や、海外企業、国内企業の具体的な取組み事例まで非常に解り
やすい解説が載っています。
生物多様性の保全により、ブランド消滅をまぬがれたネスレ・ウォーターズ
の事例や、『大量消費、大量廃棄』の象徴であったウォルマートが環境問題
に取り組みはじめたことで得たメリット、サプライチェーンへの影響など、
これを読めば、生物多様性がどのように私たちと関わっているのか理解でき
ます。
生物多様性がなにかわからない。
社内への説明がうまくいかない。
具体的に何をすればよいかわからない。
そうしたお悩みをお持ちの方もこれを読めばそのヒントが得られはずです。
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