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        ◆ エコモチ支援先NPO/NGOニュース ◆
      特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド
『バングラデシュにおける持続可能な農業普及のための農業訓練センター事業』
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飢餓のない世界を創ることを目指し、開発途上国における開発事業と世界での
啓発活動を行う特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(以下HFW)
今回はHFWがバングラデシュで行っている農業訓練プロジェクトについて
お伺いしてきました。

━持続可能な農業普及のための農業訓練センター事業とは━
バングラデシュでは1960年代から推進された近代農業の影響により化学肥料や
農薬などの経費が農家の家計を圧迫しています。
そのため、この事業では貧しい農家が有機農業に取り組めるよう支援し、
有機たい肥や植物性農薬などを活用することによって、家計の負担を減らし、
また、収穫した作物で人々の栄養状態を改善することを目指しています。

━持続可能な農業の訓練━
HFWは2005年7月からバングラデシュにおける農業訓練を開始しており
翌月の8月にはボダ郡にて農業訓練センター設置事業も始めました。
農家に提供している有機農業研修のうち、特に好評を得ているのが、有機肥料
のつくり方です。これまでにボダ郡でのべ約500名、カリガンジ郡で約30名
が研修を受けました。
化学肥料の使用を急に中止することで収穫が減るのではないか、という地元
農家の不安を払拭するために、研修ではまず、壺でのたい肥づくりを教え少量
から試してもらうよう促しています。
また、殺虫剤を使わず、自然素材を使った防虫方法の紹介や、農作物を販売
するための組合作りも支援。
将来的にはハーブを加工した高付加価値の農作物販売も視野にいれ、HFWの
バングラデシュ事務局長アタウル・ラーマン・ミトンさんが今年の8月に日本
を訪れ、ハーブの加工品の作り方や有機栽培の現場を視察されました。

━カリガンジ郡における有機農業センターの開設━
ボダ郡の農業訓練センターに続き、バングラデシュ西部のカリガンジ郡でも
農業訓練センター開設事業が始まりました。13カ村1万6000名を対象とした
事業で、今月から施設の着工に入っています。

特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド
http://www.hungerfree.net/