家庭裁判所創立記念日
1949(昭和24)年、家庭裁判所が創設された。
家庭裁判所では、「家庭に平和を、少年に希望を」の理念に基づき、主に夫婦関係や親子関係の家事事件の調停・裁判、未成年者の事件の審判、児童の福祉を害する成人犯罪についての裁判等が行われる。
「今日は何の日~毎日が記念日~」より)

家庭裁判所と児童虐待
保護者から虐待を受けている子どもの安全を図るため、保護者の意思に反してでも子どもを保護者から引き離さなければならない場合があります。
このような場合、児童相談所長は、子どもを児童福祉施設に入所させたり、里親に委託するなどの措置の承認を家庭裁判所に求めます。家庭裁判所はその申立てを受け、子どもの健やかな成長に適うかを基準にそれらの措置を承認するかどうかを判断します。
厚生労働省の統計資料によると、平成18年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は37,323件で、これは年々増加する傾向にあります。

「裁判所COURTS IN JAPAN 児童虐待-家庭裁判所のかかわり-」
http://www.courts.go.jp/saiban/wadai/1912.html
「厚生労働省 児童相談所における児童虐待相談対応件数」http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/dv15/index.html

子供たちに関わる問題
発展途上国においても飢餓や児童労働など、子供たちに関わる問題は山積みです。しかし、一概にとまでは言えませんが、その背景には貧困があります。
その一方で、この不況のなかでも世界的にみれば豊か過ぎるほどの日本で起こる、児童虐待という問題は、私たちに何を問いかけているのでしょう。
近年では、児童虐待の原因を分析しようとする動きもあります。こうした学問的知見も、もちろん重要であると思います。しかし同時に、私はこの問題の根っ子は、各種データ・統計から導き出せる限界よりも、もっともっと深いところにあるような気がしています。
児童虐待は、「各家庭内の問題」で済ませていい問題ではありません。国内の子供たちに関わる問題にも目を向けてみませんか。