国立銀行設立の日
1873(明治6)年、日本初の銀行、第一国立銀行(後の第一勧業銀行、現在のみずほ銀行)が設立された。その後の5年間に153もの国立銀行が発足した。
「国立」という名前がついているが、これはアメリカのNational Bankを直訳したもので、実際には民間の銀行だった。国立銀行はすべて第○国立銀行のような名前になっていて、ナンバー銀行と呼ばれた。第四銀行、七十七銀行等、現在もそのままの名称を使っている銀行が残っている。
「今日は何の日~毎日が記念日~」より)

銀行とトリプルボトムライン
みなさんは、トリプルボトムラインという言葉をご存知でしょうか?
これは、経済性・環境性・社会性のそれぞれの側面のバランスが安定してこそ、社会が持続可能なものになるという考え方です。経済性を追求するだけでは、持続不可能ということですね。
銀行は、お金を扱うわけですから経済色が強いように思われるかもしれません。しかし、お金をどう運用していくかということによって、環境・社会に対して、プラスにもマイナスにも大きな影響力を持っています。

銀行の環境保全・社会貢献活動
現在では、様々な銀行が様々な形で、環境保全・社会貢献活動に取り組んでいます。
例えば、私たちの預けたお金の一部が間接的に環境保全・社会貢献活動に利用されるような仕組みを整備している銀行もありますし、企業への融資基準として、環境・社会に配慮した経営を行っていることを条件としている銀行もあります。
つまり、私たちが貯金する銀行を選択することによってできる環境保全・社会貢献もあるのです。
それぞれの銀行の取り組みは、各銀行のホームページや環境・CSR報告書などで知ることができます。
ご自身の価値観と、銀行の行う環境保全・社会貢献活動とを照らし合わせて、貯金する銀行を選んでみてはどうでしょうか。